好きな本。
暗い話が、好き。
救われない話が、好き。
でも救われるのも、好き。
ストーリーが面白い!
とか
物語を俯瞰して見たときに「こことここが繋がってるんだ!」
とか
そんなのはどうでもよくて
私にとって大事なのは、
いかに主人公の目線に立つことができるか
いかに感情移入できるか。
いかに心を持っていかれるか。えぐられるか。
好きな作家さんは、
ある程度元気な時は
西さんは、こじらせにこじらせまくった主人公を救うのが得意。
人間関係に悩んで仕事を辞めてこの先どうしようか悩んでいる人、
人前で仮面をかぶって生きていて苦しくてどうしようも無い人。
よしもとばななさんは、
身の回りの小さな幸せを大切に、のびのびと、でも強く生きる
そんな主人公の物語を書くのが得意。
「キッチン」
「花のベッドでひるねして」
あたりが、好き。
ああ、頑張らなくてもええんやな、って思う。
あまり元気がない時は、
救われない、堕落していく主人公の小説を読んで
ひたすらに自分をいじめて
「あ〜、う〜、消えたいぃ・・・」ってなるのが好き。笑
どMなんかな。知らんけど。
あーーー、本読みたくなってきた!!
また今度一冊ずつ詳しく紹介します。